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カウンセラーのえこひいきレビュー003

2007/07/09 11:58

皆さん、こんにちは。
銀座メディカルサロンのカウンセラー、二子です。

カウンセラーのえこひいきレビューです。今回はCDの紹介です。マンガ「のだめカンタービレ」でも有名になったクラシックの曲。

<本日のお薦めレビュー>

ベートーヴェン「交響曲第7番 イ長調作品92」
フルトヴェングラー指揮 ベルリンフィルハーモニー管弦楽団(1943年)

 ベートーヴェンという人は、日本で言うなら江戸時代後期から末期まで生きていました。音楽の教科書でもわりとはじめの方に出てくる人で、今ではとてもお堅い音楽のようでもあります。でも当時の世界では、ベートーヴェンの書く曲はすべてが斬新で前衛的な音楽で、その後100年の西洋の音楽の基礎を一人で作ってしまったようなところがあります。
 そんなわけで、その後、100年くらいはほとんどの作曲家がベートーヴェンに憧れ、目指したというような大作曲家でした。20世紀で言えばビートルズにも似た存在だったといえるかもしれません。
 
 ベートーヴェンは交響曲を9曲書いています。第7番は「第3番英雄」「第5番運命」「第6番田園」「第九(合唱つき)」というタイトルのついている曲以外では、一番人気がある曲といえるかと思います。どの楽章も、それぞれ特徴のあるリズムに支配されていて、躍動感のある音楽になっています。このノリのよさも、人気の理由の一つでしょう。
 
 有名な曲なので、数え切れないほどたくさんの名演奏がCDで発売されています。今回お勧めするのは、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮、ベルリンフィルハーモニー管弦楽団の1943年の録音です。大戦中のモノラル録音だし、現代のようなクリアな音質ではありませんが、この指揮者はベートーヴェンの化身とも言えるような人で、死後50年以上経った今でも、毎月新たなCDが発売されるという、別格中の別格の指揮者です。この人は第7番を5回録音していますが、これはその中でも最も激しい演奏で、今も多くのファンに聴き継がれています。
 
 その躍動感やエネルギーと、音楽の立体的な構成とが、これ以上ないバランスで実現されているのですが、ことばでお伝えできないのがなんとももどかしいです。興味を持った方は是非お聴きになってください。
 


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