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カウンセラーのえこひいきレビュー005
皆さん、こんにちは。
銀座メディカルサロンのカウンセラー、二子です。
カウンセラーのえこひいきレビューです。
<本日のお薦めレビュー>
「魔法の学校」 ミヒャエル・エンデ
ミヒャエル・エンデは、「モモ」「はてしない物語(映画『ネバーエンディング・ストーリー』)」などで知られる、ドイツのファンタジー作家。父親のエドガー・エンデも超現実主義(シュールレアリスム)の画家で、親子ともに日常の奥にあるリアリティを表現するアーティストでした。今回取り上げるのはミヒャエル・エンデの、19編からなる短編集「魔法の学校」です。
収録されているどの作品も実に味があって、機会があれば一つ一つ紹介したいくらいなのですが、今回は表題作「魔法の学校」について書きます。
僕がまず「おおお!!」と感じいったのは、魔法の学校で一番はじめに習う、「望む力」の規則というものです。
「1 ほんとうに望むことができるのは、できると思うことだけ。
2 できると思うことは、自分のお話にあうことだけ。
3 自分のお話にあっているのは、ほんとうに望んでいることだけ」
どうですか。
自分が自分のお話を生きているときに、これならできると確信を持てて、ほんとうに望んでいることが実現する。ほんとうに望んでいることによってこそ、自分のお話が進んでいく。味わい深いじゃないですか。この法則を教えたあとで先生は「今はよくわからないかもしれないけれど、そのうち分かってくるからしっかり覚えておくように」というようなことを言います。僕も初めて読んだときよりは、今のほうがわかってきたような気がしています。
僕達は(僕だけじゃないことを祈りますが・・・)、自分のお話からずれた望みを実にたくさん抱くような気がします。その望みがかなわなくて凹むことも。でもそもそも、ほんとうに望んでいたのかというと、時が流れてから振り返るとそうでもなかったりして、なかなか難しいものですね。
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