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カウンセラーのえこひいきレビュー020

2007/10/11 18:00

皆さん、こんにちは。
銀座メディカルサロンのカウンセラー、二子です。


 カウンセラーのえこひいきレビュー、今回はUKロックのアルバムです。

<本日のお薦めレビュー>

 "OK コンピューター" レディオヘッド Radiohead

 
 2005年にイギリスで40万票という規模で行われた「偉大なアルバム」のランキングでは、2位のU2 / The Joshua Tree、3位のNIRVANA / Nevermindを押さえて1位だったロックのアルバムです。
 
 Radioheadというバンドは90年代の半ばから急成長します。1stアルバムに収録された"Creep"がアメリカでヒットしたのをきっかけに、1995年の2ndアルバム"The Bends"も好調な売上を記録。でも、1997年にリリースされたこの、"OK コンピューター"は歴史に残る名盤としてロックファンに記憶されるものになった別格のアルバム。ちなみにその次の"KID A"も僕は個人的に大好きなのですが、今回はちょっとわきに置いておきます。
 
 このバンド、このアルバムの何が特別かというと、一言では言えないのですが、ヴォーカルのTom Yorkeの声ががなりたてるロックっぽくなくて、またアメリカ商業音楽っぽくもなくて、強いて言えば危うい脆さを感じさせるのが特長です。また、ギター3本の充実したアンサンブルもこのアルバムの聴き所で、ちょっと変わった楽器を取り入れたり("No Surprises")、エレキギターのマイクで歌ったり("Climbing Up the Walls")面白い音づくりをしていると思います。
 
 そして何よりも楽曲の良さ。このアルバムは全体に暗い曲が多く、ディカプリオのロメジュリのエンディングに使われた"Exit Music (For a Film)"なんかではそれが思いきり魅力なのですが、続く"Let down"では一転して希望に満ちたサウンドになったり芸の幅が広い。歌詞もなんだかシュールな雰囲気がありながら、ものすごく情感に訴えるものがあります。アルバム全体としての統一感ある構成もすばらしく、是非通して聴きたいというつくりになっています。
 
 僕は2005年の来日のときに武道館に聴きにいって、こんな複雑で充実した音楽がライブでますます命を吹き込まれている現場に居合わすことができましたが、それはそれはすごい迫力でした。
 


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