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カウンセラーのえこひいきレビュー027
皆さん、こんにちは。
銀座メディカルサロンのカウンセラー、二子です。
カウンセラーのえこひいきレビューです。
<本日のお薦めレビュー>
「昏睡状態の人と対話する
―プロセス指向心理学の新たな試み」(NHKブックス)
アーノルド ミンデル著
その4
筆者の専門分野のひとつ、プロセス指向心理学の応用に、昏睡状態の人とのコミュニケーション支援技術「コーマワーク」というものがあります。現在コーマワークについて日本語で読める唯一の単行本のご紹介、第4回です。第3回はこちら。
前回に引き続き、僕自身の、遷延性意識状態の患者さんとの関わり体験です。
前回書いたような様々なサポートを数ヶ月間、行ううちに、ハイ/イイエという形でのコミュニケーション(バイナリ・コミュニケーションといいます)がかなりできるようにまで回復されました。
今、痛いところがあるか、といったことについてのコミュニケーションが多少なりともできるようになったため、ご本人にとっても、ご家族にとっても精神的な負担感はずいぶん減った事と思います。
その後も継続的にかかわっていった結果、元気なときであれば唇を動かして(声は出ない)、言葉を発する事も多少できるようになりました。当初、お医者さんにも回復の見込みなしといわれたほどの状況から比べると、なんと大きな違いでしょう。
ご本人にとっても大きな支えになるし、何もできないという絶望感の中にあったご家族にとっても、希望を持てる具体的な手がかりがこの本にはあります。訳本のタイトルの都合もあって、インターネットでは検索にかかりにくく、まだまだ知られていませんが、より広く知られていって、臨床研究も進むことを祈るばかりです。
この本に続いて、英語ではより実践的な本"Coma ~ a healing journey"という本がエイミー・ミンデルによって書かれており、その翻訳も待たれるところです。
当サロンでも、ご家族からのコーマワークについてのご相談を受け付けています(担当二子カウンセラー)。
銀座メディカルサロンは東京中央区にある心理カウンセリングとアロマセラピーの専門機関です。
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